子供達の発達には個人差があります。
この情報はあくまでひとつの目安であり、
不安のある方はドクターかスピーチ・
セラピストにご相談ください。
人とのかかわり(社会性と遊びの能力)
1歳頃まで:
- 大人や大人相手の遊び(例:いないいないばあ、
くすぐりっこ)に興味を持つ
- おもちゃを引っ張ったり、たたいたりして試す
- 欲しい物がとられそうになったら抵抗する
- 親が反応したら喜ぶ
- 名前を呼ばれたら反応する
1− 2歳頃:
- 助けを求める(言葉またはジェスチャーにて)
- 指差しや喃語(「ばぶばぶ」音)、言葉を使って
欲しい物を要求する
- 小さな物を入れ物の中に入れたり、出したりして
遊ぶ
- 初期のごっこ遊び(例:おもちゃのコップから
飲む振り)
2 – 3歳頃:
- 他の子供の隣に並んで遊ぶ
- おもちゃを正しく使ってごっこ遊びをする
(例:ドールハウスやおままごと)
- 連続した遊びに興味をもつ
- 他の子供が遊んでいるのに興味をもち、
短時間一緒に遊ぶ
3 – 4歳頃:
- 自分で考えたキャラクターでごっこ遊びをする
- 大人の家事を手伝う(例:買い物や庭仕事)
- 順番を待ったり、人と物を共有することができる
- 物語を聞く事に興味を持つようになり、好きな
ストーリーを何回も聞きたがる
4 – 5歳頃:
- ユーモアを理解する
- 歌ったり言葉遊びを楽しむ
- 物語を聞くのを楽しみ、自分でキャラクターに
なって遊ぶ
- 物事の規則や平等の必要性を理解する
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コミュニケーションの手段
(どうやってコミュニケーションをとるか?)
1歳頃まで:
- 泣く、笑う、顔の表情を使う、見る、頭を動かす、
音を出す、手を伸ばす、首を振る、うなずく、指差す、
ジェスチャーを使う、喃語 (「ばぶばぶ」音)を出す
1− 2歳頃:
- 大人の言葉を真似る
- ジェスチャーと言葉を混ぜて使い出す
- 言葉の代わりに音を出す
- 単語を使い出す
- おうむ返しが残る場合有り
2 – 3歳頃:
- 2単語以上をつなげて使い出す
- 短い文章を使い出す(最初は名詞と動詞)
- 人を表す代名詞を使い出す(例:私、私の)
- 否定語を使い出す
- 「何?」、「どこ?」、「誰?」で始まる質問をし出す
3 – 4歳頃:
- 3−4単語の文章を使う
- 「どうして?」、「いつ?」、「どうやって?」等の質問をし出す
- 文法の間違いがまだある
- 長い物語を聞いたり話したりできる
4 – 5歳頃:
- 流暢に話す(単音の間違いはまだ有り)
- 物の使い方を説明出来る
- あいまいな言葉の意味を頻繁に質問する
コミュニケーションの理由
(なぜコミュニケーションをとるか?)
1歳頃まで:
- 自分を主張する、欲しい事や物を要求する、注意を引く、
気持ちや興味を表す
1− 2歳頃:
- 何かに興味を示す
- 大人の真似をする
- あいさつをする
- 指示に従う
2歳以降
- 物や人の名前を言う
- 質問に答える
- 興味の有る事を人に伝える
- 質問をする
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理解力
1歳頃まで:
- ジェスチャーやよく使う単語を少し理解し出す
- 日常ルーティンを理解する
1− 2歳頃:
- 簡単な日常の指示を理解する(例:「私にちょうだい。」や「ボールを投げて。」)
- 指示された体の部位を指差す
- 「だめ。」という言葉や「これ何?」等の質問を理解する
- 指示された物を選び、大人に手渡す事が出来る
2 – 3歳頃:
- 2つの異なる指示を理解する(例:「本を取って、
テーブルの上に置いて。」)
- 場所や人を表す「どこ?」、「だれ?」、「だれの?」
等の質問を理解する
- 場所を示す言葉を理解する(例:「〜の中」、
「〜の上」、「〜の下」等)
3 – 4歳頃:
- 理由や手段を表す「どうして?」、「どうやって?」等の質問を理解する
- 物の使用目的を理解する(例:「水は何で飲む?」)
- 形容詞を理解する(例:大きい〜、濡れた〜、等)
4 – 5歳頃:
- 時間を表す「いつ?」の質問を理解する
- 長文や複雑な文章を理解し出す
- 接続後を理解する(例:「それため」、「なぜなら」、「もし」)
References:
Paul, R. (2001). Language Disorders from Infancy through Adolescence: Assessment and Intervention (2nd Ed.). St Louis, Missouri: Mosby, Inc.
Sheridan, M. D. (1997). From Birth to Five Years: Children’s Developmental Progress. London: Routledge Ltd. |
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